自己破産について
自己破産は、借金の返済義務が法律にのっとって免除される制度です。借金の返済が滞って支払い不能の状態に陥ってしまった場合に、債務者が自ら裁判所に申立を行います。
破産申立を行うと、破産手続き開始決定~免責申立~免責決定と進んでいきますが、破産申立から免責決定までは3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。手続きを始めてすぐに借金の返済が免除されるのではないことを忘れないでください。
また、自己破産は無条件で返済の免除が成立するものではありません。自己破産をすると借金を返済する必要はなくなりますが、その代償として、債務者は財産の大部分を失います。残るのは生活をしていくために必要最低限の財産だけです。
しかしこれは、社会的な立場を否定されるということではありません。いくつかの制限はありますが、世間的には普通の生活をすることができますし、自己破産後に得る収入や財産の使い道は自由です。
自己破産制度の目的は、債務者の救済と社会復帰のチャンスを提供することにあります。借金の返済ができなくなると、夜逃げをしたり、最悪の場合には自殺という結果を招くことがあります。そのような事態を避けるためにも必要な制度なのです。
自己破産というと「悪いこと」「いけないこと」というマイナスイメージが強いのですが、決してそのようなことはありません。もしも、借金のために生活が限界まで悪くなっている場合には、人生の再スタートを切るために自己破産を検討しましょう。
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